保育士さんのお仕事

保育士

保育士さんは、厚生労働省管轄の「子どもの保育」と「保護者に対して保育に関する指導」をするための国家資格です。

保育士の仕事は、仕事や病気療養・介護などの事情で子どもの保育を行えない保護者の代わりに乳幼児の保育をすることです。

保育士さんは、保育所・保育園・企業内保育施設などで0歳から6歳までの未就学の子どもの世話をします。

毎日忙しそうに働くのに、優しい保育士さん。今回は保育士さんのお仕事についてご紹介しましょう。

保育士さんの1日

朝の仕事 朝7時 (受け入れ)

保育士さんの1日は始まります。

保育園には、色々な方法で子どもたちが通園してきます。

保護者に送られてくる子ども、保育園の通園バスに乗って来る子ども、保護者と一緒に企業まで来て、通園する子どももいます。

郊外の保育園では、通園バスを利用する子どももいますが、都市型の保育園はほとんどが保護者が連れてきます。

健康、連絡ノートのチェック

子どもが保育園に来ると、保育士さんは保護者から「連絡ノート」「連絡ノート」などを受け取ります。その中には、子どもの家庭での様子や変わったことなどが記入してあります。

前の晩になかなか眠れていなかった、ちょっと鼻水と咳の症状があるなど、子どもの心身の健康面などが書いてあります。検温や排便などが書いてあることも確認します。

これは、家庭と保育園の間をつなぐ大切なものになりますので、必ず確認をします。また、子どものことで注意することなどの連絡も受けます。

幼稚園と保育園は、子どもが園で勉強をする場が幼稚園、生活をする場が保育園ということで、活動内容が違います。

小規模の保育園では、子どもが色々な遊びをして過ごすこともあります。

朝の仕事 朝8~9時 (活動への準備等)

子どもたちが全員そろったら、カバンを指定の場所に置く、遊び着に着替えるなど、保育園で過ごすための仕度をします。

午前中の仕事 (活動)

年齢や月齢別に活動をします。

規模の大きな保育園では1歳未満、1~3歳、3歳、4歳、5歳とクラスが分かれます。規模の小さな保育園では、1~3歳と3歳以上などで分けているところもあります。

保育士さんの仕事は遊びの相手や手助けをすることです。絵本を読んだりお絵かきや工作の道具を用意することもあります。

季節によっては運動会の練習や、夏はプール遊びなどもあります。

お天気が良い日は外遊びもあります。

都市型の保育園・企業内保育施設では園庭がないところもあり、子どもたちを連れて近くの公園に出かけることもあります。

危険がないように、子どもたちの遊びを監視することも仕事です。

年中・年長になると幼稚園の子どもたちと同じように、字の練習や楽器の練習・歌の練習・体操などをすることもあります。保育士さんは、こういった作業の手助けをするのが仕事です。

1歳未満の乳児は適度にミルクをあげたり、離乳食を食べたりします。保育士さんにはおむつ替え、トイレトレーニングを教えるなどの仕事もあります。

昼の仕事 朝11時30分~午後1時 (昼食)

保育園の規模にもよりますが、保育士さんは給食の用意も手伝います。アレルギーの子どもが原因となる食物に触れないように、気を付けます。

給食を食べる手伝いの他に、後片付けも手伝います。

お昼寝中の仕事 (お昼寝)

小さい子どもの着替えを手伝います。

子どもたちが眠っている間、子どもたちの体調などを見守りながら、家庭への連絡ノートの記入、園で使うためのプリントや絵・掲示物などを書いたり作ります。

お教室の掃除などもします。

午後の仕事 3時 (おやつ)

お昼寝の後は検温やトイレなどの作業をします。

子どもたちの検温とトイレ・手洗いが終わったらおやつです。おやつの時もアレルギーの子どもが誤って触れたり、口にしないように注意をします。

午後の仕事 3時30分~ (活動)

午後も、お絵かきや絵本の読み聞かせなど、子どもたちの遊びのお手伝いをします。

午後の仕事 5時~7時 (お見送り、夜間保育)

順次、保護者のお迎えが始まります。

保護者1人1人に1日の子どもの様子などを伝えながら、連絡ノートを渡し見送りをします。

夜間保育を行っている保育園では、夕飯の給食を提供したり、夜に預ける子どもたちの受け入れなどもあります。

日勤の保育士さんは昼間の子どもたちが帰宅をしたら仕事は終わりになります。

保育士さんの仕事

保育士さんの仕事は、0歳から小学校に上がる前までの子どもたちの昼間の生活全般を見守り支えることです。

1歳未満の子どもは、親に代わっておむつ替えやミルクをあげる、離乳食を上げる、その後トイレトレーニングなどの仕事もあります。

保育士さんの配置

1歳未満の子どもは数カ月単位で、1歳以上になると半年から1年で、大きく成長します。保育士さんは子どもの成長に合わせて、活動内容を変えることが必要です。

そのため、乳児の子どもたちを担当する保育士さんと、年長の子どもたちを担当する保育士さんが同じというわけにはいきません。

規模の大きい保育園なら、必ず年齢に合わせたクラスを作り、クラスごとに保育士さんを置くようになっています。そのため、小規模の乳児院のように、3歳児までの子どもを預かるところもあります。

国の基準では、基本的に

  • 0歳児で3人に1人の保育士
  • 1〜2歳児で6人に1人の保育士
  • 3歳児で20人に1人の保育士
  • 4〜5歳児で30人に対して1人の保育士

を配置することとなっています。

また、認可保育園の場合、保育従事者はすべて保育士の資格を持つ人であることが決められています。

保育士さんのためのケア

今、慢性の保育士さん不足です。規模が大きく職員が多い保育園では、十分な人員を確保し保育士さんへの福利厚生などのケアも行き届いています。

しかし、小規模の場合は、保育園によって保育士さんに対する待遇が大きく違います。中には、少ない年収で頑張っている保育士さんも大勢います。

企業型の保育園の中には、病院内で働く看護師さんたちのための保育園や、工場で働く女性のための保育園もあります。こういったところは、経営母体がきちんとしているため、同じ企業型保育園でも、福利厚生がしっかりとしていることもあります。

保育士さんは、昼間子どもたちの安全や健康のために、終始気を抜くことができません。それでいて、子どもを見送る時に、仕事で疲れた保護者から理不尽な対応をされてしまうこともあります。

保育士さんはハードワークです。こういったことも保育園では考慮し、しっかりと保育士さんの仕事内容を理解し、いつでも園が良い方へと回るような園作りをすることが大切です。

保育士さんの病気

保育士さんは、子どもたちと同じ姿勢で作業することが多く、腰痛になる人も多いです。

また、狭い保育園では教室内で子どもたちの声が反響し、難聴になる保育士さんもいます。

特に、都市型の保育園は、マンションの1階や住宅地域内の園もあります。周辺住人への配慮から窓を閉め切っていることもあります。

そのため、感染症にかかりやすいというリスクもあります。

子どもたちは、インフルエンザや水ぼうそうなどの感染症の可能性がれば、園では預けることができないのがルールです。

しかし、朝は元気な子どもが、突然園内で発症してしまうこともあります。そのため、保育士さんが感染してしまうこともあります。

病院の看護師さんや学校の先生は、集団でインフルエンザの予防接種を受けることができます。保育園では、保育士さんの集団予防接種などを考えると良いかもしれません。

まとめ

今、働く女性の増加で保育園の需要が求められています。

しかし、一方で増加する高齢者によって子どもたちの居場所が減っています。

保育園は、そんな社会の中で、未来を作る子どもたちの保育を担う場所です。保育士さんの仕事は、未来を作る仕事です。

子どもたちが安心して生活できるためにも、保育士さんが楽しく仕事ができる、保育園作りが大切です。

 

 

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