給食の人気メニュー

人気メニューのカレー

乳幼児は、味覚が敏感で本当に美味しいものに敏感です。大切なことは、良い素材を選ぶことから始まります。人工的な味でごまかすことなく、素材本来の美味しさをしっかりと教えてあげましょう。

そのためにも、野菜や肉・魚も新鮮なものを用意します。大人の中には子どもだから、と見た目だけの給食を作らないで下さい。敏感な子どもだからこそ、良い素材を生かした、美味しいものが本当の人気メニューです。

保育園の人気メニュー

保育園では0歳児から6歳までの子どもがいます。

子どもは成長に従って色々な味を覚えていきます。そのため、年齢によっては好みのメニューも違います。

旬のものがおいしい

ここで大切なことは、忙しい家庭に変わって子どもたちに本当の素材の美味しさを覚えてもらうことです。野菜や果物、魚は旬のものが一番美味しいです。

さらに、農薬や化学肥料をできるだけ抑えて作られているものの方が、自然な味を覚えることができます。

今の日本の農業では種の品種改良が進み、一定の美味しさを味わう野菜や果物を作ることが可能になっています。昔ながらのえぐみや苦み、酸味が抑えられている野菜も増えています。

そのため、自然の力で作られている野菜でも、子どもが十分に美味しく食べることができます。子どもは成長するにしたがって複雑な味を覚えて、食べられる種類も増えていきます。その中でも全ての子どもが好きな、給食の人気メニューをご紹介しましょう。

一番人気メニューの手作りカレー

保育園でも幼稚園でも小学校でも、一番人気のメニューといえば「カレー」です。もちろん苦手という子どももいます。

しかし、大人でも子どもでも、カレーが好きという人は多く、給食の中で常に上位の人気メニューに入っています。

ここで考えるのが、市販されているカレールウを使うか、保育園の栄養士・調理師がカレールウを手作りするかです。

日本で一番人気の北海道の小学校給食を作る栄養士は、「カレーは辛いもの。だから子ども用のルウは使わない。」と低学年でも本格的なカレーを提供しているという話をしています。

確かに、インドでは子どもだからといって甘口カレーを食べさせているわけではありません。韓国では子どものころから、本格的なキムチを食べています。

しかし、人間は本能で糖質はエネルギーを作るために、子どものうちから「甘い」ものを摂るように作られています。

「辛い・酸っぱい・苦い」は「毒・腐敗」というものに結びつき、人間の本能で危険と感じるようになっています。

そのため、子どものうちは「辛い」というのはあまり受け入れられない味になっているようです。カレーは「辛い」刺激の味ということで、本能的に好きという子どもはあまりいません。むしろ苦手です。

しかし、日本のカレーはインドのカレーと異なり、市販のルウを使うことで、本来のカレーとは異なる味になっていますね。

北海道の小学校では、本格的なスパイスを使ったカレーでも、小学生が食べられるカレーを提供しています。

子どもが食べやすいカレーのレシピ

そこで、本格的なカレーなのに、素材の甘味を生かして子どもでも食べられるレシピをご紹介しましょう。

【材料】「カレー」(8人分)

*具

  • 玉ねぎ 2個
  • トマト 1個
  • にんじん 1本
  • セロリ 1/2本
  • マッシュルーム 6~8個
  • 水 1000ml
  • かぼちゃ 300g
  • コーン 100gまたは1缶
  • グリーンピース 80gまたは1缶
  • 塩 少々
  • 鶏もも肉 600gまたは2枚

*ルウ

  • バター 60g
  • 小麦粉 90g
  • カレー粉 10g

*カレーソース

  • トマトピューレ 100g
  • 塩 少々
  • 醤油 10ml
  • ソース 10ml
  • りんご 2個

*トッピング

  • 溶けるチーズ 適量

【作り方】                        

  1. 鶏肉は小さめのぶつ切りにし(年齢や月齢に合わせて大きさを決める)、塩を振っておきます。
  2. 玉ねぎ・にんじん・トマト・セロリ・かぼちゃも、子どもの食べやすい大きさに切ります。

3歳以上なら、

  • にんじんはいちょう切り
  • 玉ねぎとカボチャ・トマトは7~8mmのざく切り
  • セロリは薄切り(セロリは筋があるので、小さい子には、みじん切りにしましょう。)

にします。

続いて

  1. マッシュルームは、皮をむいて薄切りにします。
  2. リンゴは皮と芯を除いてすり下ろします。
  3. 鍋にバターを入れて弱中火にかけます。バターが溶けてきたら、少しずつ小麦粉をふるいながら加えて全体を混ぜます。
  4. 中火にして全体に混ぜながら3分ほど加熱し、うっすら茶色くなってきたらカレー粉を加えてよく混ぜます。カレー粉を入れたら火を止めてさらに混ぜます。

カレールウの出来上がりです。

  1. カレールウを1/3だけ分けて、他の容器に入れて置きます。
  2. 鍋の中の2/3のカレールウに切った野菜と鶏肉を入れて、具全体に馴染むようによく混是ます。火加減は中火で炒めます。
  3. 水を少しずつよく混ぜながら全部入れて、さらに中火でしっかりと煮溶かします。すり下ろしりんご、かぼちゃ、トマトピューレを加えて弱火にし、さらに20分以上煮込みます。トマトピューレではなく、トマトジュースを使ってもいいです。
  4. 残りの1/3のルウに、煮汁を入れてよく溶かします。よく溶けたら鍋に入れて混ぜ合わせます。
  5. 混ぜながら5~10分さらに煮込みます。
  6. グリーンピース、コーンを入れて、残りの調味料(塩・醤油・ソース)を入れます。とろみがつくまで煮込みます。
  7. チーズをトッピングして出来上がりです。

かぼちゃが溶けて、甘味が増し子どもでも美味しく食べることができます。

子どもが大好き手作りウインナー

肉嫌いな子でも、不思議と好きなものがハンバーグやウインナーです。肉は味そのものよりも、固くて噛めないから嫌い、ということのようです。

しかし、固いからこそ顎の骨がしっかりとします。良く咀嚼することで、脳を刺激し頭の回転をよくするとも言われます。咀嚼の力がある子どもは虫歯にもなりにくいとも言われます。

手作りウインナーのレシピ

今回は人気メニューのため、子どもでも簡単に噛むことができる「手作りウインナー」をご紹介しましょう。

【材料】「手作りウインナー」(8人分)

  • 豚肉の小間 800g
  • 塩 少々
  • コショウ 少々
  • 片栗粉 20g
  • 玉ねぎ 1/2個
  • にんじん 1/2本
  • パセリ 1房(セージでも良い)
  • ケチャップ 適量

【作り方】          

  1. 豚肉の小間を包丁で細かく粗みじん切りにします。豚ひき肉を使っても良いですが、ひき肉は1/3くらいが脂肪です。あまり脂を使いたくない場合は、小間肉を使ってひき肉を自分で作りましょう。
  2. 玉ねぎ、にんじん・パセリは細かいみじん切りにします。にんじんはすり下ろしてもいいです。
  3. 豚肉・玉ねぎ・にんじん・パセリと塩コショウ・片栗粉をよく混ぜます。しっかり混ぜたら人数分×2本(16本)に分けて、ウインナーの形にし、ラップで二重に包みます。
  4. さらにアルミホイルで包んで、沸騰した湯の中に入れます。
  5. 5分茹でます。
  6. ラップから取り出して、フライパンで焼きます。
  7. 焼き色がついたら出来上がりです。

手作りウインナーは、年長の子どもたちの保育の一環として作らせても良いかもしれません。ただし、生肉を口に入れないように注意しましょう。

美味しい味噌汁をつけて

人気のメニューの中で、「豚汁」もあります。

ジャガイモににんじん・大根・ごぼう・豚肉・ネギと野菜と肉を具だくさんに入れた豚汁は、野菜嫌いの子どもでも食べられるメニューの1つです。

そこで、オマケに味噌汁のお話です。

以前は塩分を摂りすぎる味噌汁は、あまり飲んではいけないと言われていました。しかし、最近では発酵食品の味噌を使った味噌汁は、健康食品と言われています。高血圧の人でも、1日に2杯まで飲んで良いそうです。

お弁当の場合、飲み物というと牛乳やヨーグルトドリンク、ジュースやお茶になってしまいます。しかし、保育園や幼稚園が給食であれば汁ものを提供できます。味噌汁を知らない子どもが増えている今だからこそ、美味しい味噌汁を給食で提供してあげて下さい。

中でも子どもが好きな味噌汁が、ジャガイモや豆腐の味噌汁です。甘味があり、柔らかいジャガイモや豆腐は、小さい子どもでも簡単に租借することができます。人気の豚汁はもちろんですが、熱々でなくても美味しい味噌汁を給食に添えてあげて下さい。

まとめ

カレーは市販のルウを使ってしまえば簡単に作れます。しかし、大勢の子どもたちのために、ひと手間「手作りルウのカレー」を提供してみませんか。

ソーセージも同じです。添加物も小麦粉も入っていないソーセージは、安心で安全です。子どもが自分で作ったら、肉嫌いの子どもでも食べられるようになるかもしれません。

給食は人気のメニューをただ提供するだけではありません。本当に美味しいものをしっかりと提供してあげましょう。

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